一般ニュース 11月2007年
 
28/11/07 シドニー/ロサンゼルスの直行便運行計画 − エアーカナダ
28/11/07 カンタス航空が競争相手タイガー航空のグラハン業務受託を拒否
28/11/07 エミレーツ航空が豪州線を大幅増便計画、A380の投入も
21/11/07 SAAとのコードシェアーに反対のACCCに反論−カンタス航空
21/11/07 トールがバージンブルー航空株を売りに出しても買う航空会社はない
21/11/07 カンタス航空が近距離用航空機を188機購入
14/11/07 カンタス航空と南アフリカ航空とのコードシェアーに反対−ACCC
14/11/07 依然エネルギーと農業問題に隔たり − 豪日FTA協議
14/11/07 総選挙前に政策金利を引き上げ6.75%に − 連邦準備銀行
07/11/07 過去最高の利用客数で昨年度は480万ドルの利益−アデレード空港
07/11/07 中国の海南航空がタウンズビルへの運行を検討−クイーンズランド州
07/11/07 9月のオーストラリアの貿易赤字が18.6億ドルに膨れる
01/11/07 ロイヤル・ブルネイ航空が来年ダーウィン線を運休
01/11/07 エアバスA380が商業フライトとして世界で初めてシドニーに到着
01/11/07 オーストラリアで夏時間が開始、シドニーと日本の時差が2時間に 

                                               

11月28日2007年 シドニー/ロサンゼルスの直行便運行計画 − エアーカナダ
  カナダ政府とオーストラリア政府の航空協定が自由化になれば、エアーカナダはシドニーからロサンゼルスへの直行便の運行計画を復活させたいとしている。 同社は、長い間同路線に関心を持っていたが、新しいB777-200をシドニーからバンクーバーに直行便として使用することを決定してからは、この計画は頓挫していた。 しかし、同社の国際・提携・規制関連業務部門のYves Dufresne副社長は、「シドニー/ロサンゼルス線は今でも関心がある。 カナダ政府とオーストラリア政府とで必要な規則の合意がなされることを期待している。 我々はいつもオーストラリアからアメリカ経由の運行の可能性を探っていた。 これには、カナダとアメリカの協定、カナダとオーストラリアの協定が必要であるが、現在、欠けているのはカナダとオーストラリアの協定である。 両国には共通点が多く、航空協定が自由化になることを信じている。 しかし、シドニー/バンクーバー線に長距離用の航空機を使用しているため、今すぐの話ではない」と話し、シドニー/ロサンゼルス線の運行計画の再考があるのかの問いには、「もちろん。 しかし、我々もやることがたくさんある。 カナダとオーストラリアの航空協定の自由化は大いに歓迎するが、一番の優先事項は、バンクーバーへの直行便のサービスである」と語った。 (Source: Travel Weekly, 26/11/07 "Plans to launch LA route") 
11月28日2007年 カンタス航空が競争相手タイガー航空のグラハン業務受託を拒否 
  オーストラリア最大の航空会社カンタス航空と新興の競争相手タイガー航空とで、アリススプリングスへの運行に関してケンカが始まった。 11月23日にオーストラリア国内線で初めて運行を開始した格安航空会社のタイガー航空は、カンタス航空がアリススプリングへの運航を阻害しているとして不満を表した。 同社によると、タイガー航空がフライト・スケジュールを再調整したにもかかわらず、カンタス航空はいかなる料金においても、アリススプリングスでの同社の航空機へのグランドハンドリング業務を行なわないとしている。 タイガー航空は、12月1日からメルボルン/アリススプリングス間を週3便で運行する計画があった。 同社のトニー・デービスCEOは、「アリススプリングスへの運行は、来年3月1日まで待たなければならない。 これによって、すでに予約をしている何千人の旅客は、運賃の払い戻しを受けるか、旅程を延ばさなければならない。 現在、我社はアリススプリングスで、我々の航空機を受け入れる新しいグランドハンドリング会社を設立している。 カンタス航空の今回の態度は、アリススプリングスの人々を無視しており、明らかにカンタス航空はオーストラリア国内線の優位性を死守しようとしている。 航空業界では、航空会社がほかの航空会社から商業料金でグランドハンドリング業務を受託することは普通である。 現在、カンタス航空はアリススプリングスで唯一のグランドハンドリング会社で、以前、ダーウィンでタイガー航空の国際線フライトのグランドハンドリングを請け負ったことがあった。 今回のカンタス航空の判断には大変失望している」と話した。 一方、カンタス航空のジョン・ボーゲッティー取締役は、「我々は競争相手を助けるようなことはしない。 いかなるビジネスでも、始める前に当事者がすべての手配をするのが当然である。 競争相手を助けることは私の仕事ではない」と反論した。 タイガー航空は11月23日に、メルボルンからゴールドコースト、ロックハンプトン、マッカイへの運行を開始し、パース、アデレード、ダーウィン、ニューキャッスル、キャンベラ、ロンセストン、ホバート、アリススプリングス、サンシャイン・コーストへの運行を予定している。 (Source: AAP, 23/11/07 "Qantas says no to Tiger at Alice Springs")
11月28日2007年 エミレーツ航空が豪州線を大幅増便計画、A380の投入も
  エミレーツ航空は、2009年までにオーストラリア線を現在の週49便から70便に増やし、旅客の座席数を2倍にすると発表した。 今回の座席拡大計画には、シドニー線とメルボルン線の直行便にエアバス社のA380を投入することも含まれている。 また、来年の10月からはエアバス社の新しいA340-500を使って、ブリスベンとドバイ間を1日2便にする予定である。 エミレーツ航空のSheikh Ahmed bin Saeed al Maktoum会長兼CEOは、「オーストラリア市場は、1996年にメルボルン線を開始してから、すべてに関して期待以上であった。 エミレーツ航空は、120機のA380と12機の777-300ERの発注を行なっており、今回の発表は航空会社の提供座席数が不足しているとする多くのオーストラリアの空港に対し、良いニュースになったと思う」と話した。 (Source: LLDCN, 21/11/07 "Emirates bolsters capacity, services to Australia")
11月21日2007年 SAAとのコードシェアーに反対のACCCに反論−カンタス航空
  カンタス航空は、申請している南アフリカ航空(SAA)とのコードシェアーの延長について、オーストラリア自由競争・消費者委員会(ACCC)が自由競争を阻害するとして反対していることに反論した。 国際航空委員会(IASC:International Air Services Commission)に提出した書類によると、ハード・ブロック形式によるコードシェアーは、両航空会社の競争を維持することになるとしている。 今月の初めACCCは、「コードシェアーがこのまま続けば、双方に不利にならないような運行になり、価格の引き下げに繋がらないようになる可能性がある」と声明で発表している。 しかし、カンタス航空は、「南アフリカ航空との競争に加え、この路線におけるインダイレクト航空会社の運賃レベルやマーケットの浸透性を考えると、カンタス航空は競争力のある運賃を提供しなければならない。 2002/03年度からこの路線において、インダイレクト航空会社のマーケットシェアーが10.3%上昇しているという事実を見ても、旅客はオーストラリアと南アフリカ間の移動に時間をかけても構わないとすることが分かる。 それらのインダイレトの航空会社は、カンタス航空や南アフリカ航空との競争相手になっている」としている。 エミレーツ航空、シンガポール航空、キャセイ・パシフィック航空が、南アフリカへインダイレクトのサービスを提供してる。 (Source: Travel Weekly, 16/11/07 "Qantas defends SAA codeshare")
11月21日2007年 トールがバージンブルー航空株を売りに出しても買う航空会社はない
  もし、トール・ホールディングスがバージンブルー航空の株式を売りに出せば、一時は興味があった航空会社は買収を辞退しており、今後航空会社に売却される可能性は少ない。 アジア・パシフィック・アビエーション・センターのデリック・サデュビン広報担当はデーリー・テレグラフ紙に対し、「航空会社の株式を支配するのは、依然機関投資家になる模様である」と語った。 トール・ホールディングスは、バージンブルー航空の63%の株式を市場で売却するのではないかとの噂を鎮めることは何もおこなっていない。 同社のリトル社長は最近、今年の終わりまでにバージンブルー航空の株式についての結論を出すと話しており、ロジスティック事業に特化するとも見られている。 しかし、バージンブルー航空の株式の売却先として噂されているニュージーランド航空、エミレーツ航空、シンガポール航空は買収を否定している。 サデュビン広報担当は、「トールは航空会社以外の売却先の調査をすることになる。 売却先の噂はたくさんあるが、ニュージーランド航空はすでに買収を否定しており、彼らにとってはその決断は理にかなっており、今後も追いかけることはないと思う。 、エミレーツ航空、シンガポール航空も同様で、トールとしては、今後機関投資家を探すしかない」と話した。 バージンブルー航空の業績はこの2年間、記録的な利益を計上しており、もしトールがバージンブルー航空の株式を売却するとなると、総額15億豪ドル(約1,500億円)の価値になる。 (Source: Daily Telegrash, 12/11/07 "Airlines no Virgin Blue buyers")
11月21日2007年 カンタス航空が近距離用航空機を188機購入

  カンタス航空は、近距離用の狭胴機を188機まで購入することになった。 これにより、保有する航空機の数が倍増することになり、過去に例がない大型発注となる。 同社は、今回の航空機の購入資金は同社の投資適格の格付けには影響が出ないとしている。 今回の新しい機材は、オーストラリア国内線のシェアーを最低でも65%確保することと、東南アジアへの低価格サービスを拡大するために使用する。 また計画では、ジェットスター航空が、急成長するアジア市場に対応するために、今後2年間でダーウィンとパースに新しく地方基地を設立することも含まれている。 今回発注した航空機のほとんどはボーイング社のB737-800とエアバス社のA320であるが、なかには213席まで装備できる大型のA321も含まれている(A320はジェットスター仕様で177席)。 最初に納入されるのは来年2月のA321となり、その後は6年かけて納入される。 エアバス社へは、A320とA321の68機が確定発注で、40機はオプション契約となる。 ボーイング社も、B737-800を31機発注を確定し、49機はオプション契約/購入権利取得となる。 カンタス航空のジェフ・ディクソン社長は、「発注した機材の少なくとも17機は、急成長しているマーケットへのサービス拡大のために、ジェットスター航空によって使用される。 今回の発注は、カンタス航空とジェットスター航空の国際線、国内線において、適切な経済状況おいて、適切なサービスを提供できる適切な機材であることを確信している」と話した。 (Source: AAP, 14/11/07 "Qantas to buy up to 188 aircraft")

11月14日2007年 カンタス航空と南アフリカ航空とのコードシェアーに反対−ACCC
  連邦政府の交通・地方サービス省に属する国際航空委員会(IASC:International Air Services Commission)は、申請が出ているジェット・エアウェーズとカンタス航空とのシドニー/ムンバイ間の週3便のコードシェアーについて許可した。 ジェット・エアウェーズはすでに、カンタス航空とオーストラリア/シンガポール間のコードシェアーを実施しており、カンタス航空も、シンガポール/ムンバイ、シンガポール/デリー間をジェット・エアウェーズとコードシェアーを行なっている。 IASCのマイケル・バード常任理事は今回の許可に際して、「カンタス航空は、この路線においてジェット・エアウェーズと同じくすることなく、独自の運賃設定や販売を行なわなければならない。 そして、ジェット・エアウェーズと売り上げをプールしたり、分け合ってはならない」としている。 カンタス航空はジェット・エアウェーズとのコードシェアーを12月1日から開始する予定にしている。 その一方、オーストラリア自由競争・消費者委員会(ACCC)は、カンタス航空と南アフリカ航空とのコードシェアーの延長申請に反対しており、「オーストラリアと南アフリカを直行で運行するほかの航空会社がなく、競争がない状態で憂慮している。 コードシェアーがこのまま続けば、双方に不利にならないような運行になり、価格の引き下げに繋がらないようになる可能性がある」と声明で発表した。 (Source: Travel Weekly, 09/11/07 "ACCC objects to Qantas/SAA codeshare")
11月14日2007年 依然エネルギーと農業問題に隔たり − 豪日FTA協議

  日本政府は、オーストラリアとの自由貿易協定(FTA)の協議で再び、エネルギー安全保障と農業問題についての懸念を示した。 キャンベラで開催された4日間のFTA協議が終わり、依然農業問題が主な争点となった。 日本政府は、牛肉生産者や米生産者への特別措置を主張し、オーストラリアとアメリカとのFTAのなかでの砂糖を除外するように求めた。 それに対しオーストラリア政府は、干ばつによって農産物の生産能力は大幅に低下しており、日本の農家に脅威を与えることにはならないと反論している。 また協議では、エネルギー安全保障について、商業的な市場に介入されることなく、いかにしてオーストラリアからのエネルギー輸出の安定供給が協定の中に盛り込まれるべきかを検討した。 (Source: ABC, 09/11/07 "Australia, Japan hammer out FTA details")

11月14日2007年 総選挙前に政策金利を引き上げ6.75%に − 連邦準備銀行
  オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は、11月7日に政策金利を0.25%引き上げ、過去11年間で最高の6.75%にした。 今回の発表は、前回の選挙から6回目となる引き上げで、総選挙を目前に控えたこの時期に行なわれるのは初めてである。 今回の金利の引き上げは、現在のハワード連立政権が2004年に「金利を記録的な低い水準に留める」と約束したことに反し、2週間半後に行なわれる総選挙までの選挙キャンペーンに影響するものとされる。 連邦準備銀行のグレン・スティーブン総裁は声明で、「今回の利上げは高まるインフレーションの脅威に対抗したものである。 9月のインフレ率は0.9%で過去1年間では約3%となる。 今回の利上げ決定に関しては、我々役員会は世界の経済マーケットにも注意深く考慮した 世界経済は、以前平均以上の成長が期待できる。 しかし、中国やアジアの一部の国々の力強い成長により、世界のコモディティー価格が高値で推移し、それがオーストラリア国内の消費や活動を刺激している」と話した。 (Source: ABC, 07/11/07 "Interest rate hits 11-year high")
11月07日2007年 過去最高の利用客数で昨年度は480万ドルの利益−アデレード空港
  アデレード空港は、昨年度(2006/07年)の税引き前の利益が480万ドルとなり、また同空港を利用した人も過去最高となった。 昨年度は630万人の旅客が同空港を利用し、前年度より 8.1%増え、過去初めて年間600万人を突破した。 同空港を運営するAdelaide Airport Ltd's (AAL)社は、昨年度の売り上げが1億2,630万ドルで、純利益が税引き前で480万ドルと発表した。 同社のフィル・ベーカー社長は、「アデレード空港は、旅客数や国際線の到着、出発の便数などすべてにおいて著しい成長を記録した」と語った。 国際線の旅客数は、前年度より26.5%増えて45万3,000人となり、国内線の旅客数も6.3%増えて530万人となった。 ベーカー社長はまた、「我々は、南オーストラリア州の鉱山業のブームや、低価格航空会社などの参入により、今後も旅客が増えていくと期待している」と話した。 (Source: AAP, 01/11/07 "Adelaide Airport posts $4.8m profit")
11月07日2007年 中国の海南航空がタウンズビルへの運行を検討−クイーンズランド州

  中国の航空会社が、中国からクイーンズランド州北部のタウンズビルまでの直行便の運行を検討している。 クイーンズランド州のスリンゴア地区選出のクレイグ・ワラス議員とトニー・ムーニー タウンズビル市長が、海南航空と就航の可能性について協議した。 ワラス議員は、「海南航空は中国で第四番目に大きな航空会社で、世界で最も急成長している航空会社のひとつである。 海南航空の代表とさらなる協議のために来月中国に行く。 トニー・ムーニー タウンズビル市長とタウンズ市は、この10年間、タウンズビルの中国の姉妹都市との関係を強化してきた。 先週、ブリスベンにある中国領事官と今回の就航について話しをしており、タウンズビルへの海南航空の誘致に関してはハイレベルの支援を得ている」と語った。 (Source: ABC, 26/10/07 "China airline considers Townsville service")

11月07日2007年 9月のオーストラリアの貿易赤字が18.6億ドルに膨れる
  昨日発表された統計で、9月のオーストラリアの貿易赤字が18.6億ドルとなり、66ヶ月連続して赤字となった。 今回の赤字額は、豪ドル高による悪影響を加味した市場のエコノミストたちの予想よりも9億ドル上回った。 豪ドルが過去23年間で最高のUS93.3セントとなり、アメリカ準備銀行が金利を引き下げ、オーストラリアとアメリカの金利の差が拡大したことが原因となっている。Grange Securities社調査部のスティーブン・ロバート理事は、「もし、世界経済が影響して、オーストラリアの貿易が減少すれば、オーストラリア・ドルが下落するかもしれない。 それは来年になる可能性が高く、ほかの基本貿易が見当たらないことから、下落が始まることになるかもしれない」と話した。 オーストラリア統計局(ABS)の発表では、9月の輸出額は4%減少し、3%減少した輸入額を上回った。 輸出が減少したのは、鉱物燃料が38%減り、原油輸出量が急落、鉱山・金属が全体的に8.7%下落したのが主な原因である。 Citigroupのポール・ブレナン氏は、「今回の貿易収支に関する統計の問題は、商品生産への多額の投資や商品価格の力強い上昇にもかかわらず、この数ヶ月輸出の上向き傾向が見えないことである。 高いオーストラリア・ドルは、まだ輸出業者に影響を与えておらず、製造業者は、我々が心配しているほど悲鳴を上げていない」と話した。 (Source: SMH, 02/11/07 "Trade gap widens to nearly $2b")
11月01日2007年 ロイヤル・ブルネイ航空が来年ダーウィン線を運休
  ロイヤル・ブルネイ航空(RBA)は、週2便で運行しているダーウィン線を2008年1月26日から運休すると発表した。 なお、来年の完全な運休までにも、スケジュールの変更がありえるとしている。 同社は今回の運休は、ネットワークの合理化や効率的な運行に向けての段階的な移行の一環だとしている。 同社のレイ・セイヤーCEOは、「過去24年間この路線を運行してきて、今回の決定は安易に決まったものではない。 オーストラリアへのほかの路線を引き続き運行するために経営資源を集中することになった」と話した。 (Source: Aircargo Asia-Pacific, 26/10/07 "Darwin flights to end")
11月01日2007年 エアバスA380が商業フライトとして世界で初めてシドニーに到着
  シンガポール航空の世界最大の旅客機A380が、商業フライトとして初めて、シドニー空港に10月25日午後5時30分に到着した。 チャリティーのための座席販売オンライン・オークションで142万豪ドルもの資金が集まり、ファースト・クラスに11万3,430豪ドルを支払った旅客もいた。 この資金の3分の1は、シドニー2ヶ所のこども病院に寄付される。 A380は、850人まで搭乗可能であるが今回は455人が搭乗した。 A380は燃料効率に優れており、旅客100人を1キロ輸送するのに業界の平均では5リットルの燃料を必要とするのに対して2.9リットルで済む。 これは470人の旅客が搭乗したときの数字であって、旅客が増えればさらに少なくて済むことになる。 現在、エアバス社は181機のA380を受注しており、競争相手のボーイング社のB787ドリームライナーより700機以上少ない。 (Source: ABC 25/10/07 "A380 touches down in Sydney", AAP 24/10/07 "A380 superjumbo to land in Sydney") 
11月01日2007年 オーストラリアで夏時間が開始、シドニーと日本の時差が2時間に

  10月28日の朝から、オーストラリアのニューサウスウェールズ(NSW)州、ビクトリア(VIC)州、首都特別地域(ACT)、西オーストラリア州(WA)で夏時間(Daylight saving)が始まり、時計が1時間早められた。 タスマニア州は、すでに10月7日より夏時間に入っており、クイーンズランド(QLD)州と北部準州(NT)は夏時間を導入していない。 NSW州、VIC州、ACT,TAS州は、ニュージーランドから2時間遅れ、アデレードより30分、ブリスベンより1時間、ダーウィンより1時間30分、パースより2時間進んでいる。 今回の夏時間はNSW州、SA州、VIC州、ACTで、来年の4月6日まで、TAS州、WA州では3月30日までとなる。 (Source: AAP, 28/10/07 "Daylight saving starts")